鉤縄

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鉤縄(かぎなわ)とは、の先に鉄がついた道具のこと。足がかりの無い壁・崖などを登る時や橋のない谷を渡る時などに使ったとされる。特に、日本の中世戦国時代などに忍者が使っていたとして知られている道具で、「忍者七つ道具」の一つに数えられる。なお、忍者だけでなく、兵や侍が使うこともあった、とされる。

用途の基本は上述のとおりだが、人を生け捕りにした時にそのからだを縛るために用いることもできたという。また縄を持ち鉤をふりまわすことで武器として用いることもできた、ともいう。