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.22レミントン・ジェット弾

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.22レミントン・ジェット弾
定規と並んだ三つの弾薬(左から順に.22ホーネット弾、.22レミントン・ジェット弾、.223レミントン弾)。
定規と並んだ三つの弾薬(左から順に.22ホーネット弾、.22レミントン・ジェット弾、.223レミントン弾)。
種類 リボルバー
ライフル
原開発国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
製造の歴史
生産期間 1961年
特徴
元モデル .357マグナム弾
弾丸 .223 in (5.7 mm)
首径 .248 in (6.3 mm)
肩径 .354 in (9.0 mm)
底面径 .374 in (9.5 mm)
リム厚 .06 in (1.5 mm)
薬莢長 1.28 in (33 mm)
全長 1.58 in (40 mm)
ライフリング 1:10
雷管のタイプ

小型ピストル(ボクサータイプ)

Boxer primer type pocket"
弾丸性能
弾頭重量/種類 初速 エネルギー
40 gr (3 g) JSP 2,290 ft/s (700 m/s) 442 ft⋅lbf (599 J)
出典: ピストル弾薬事典

.22レミントン・ジェット弾: .22 Remington Jet)は、アメリカのレミントン・アームズ社とスミス&ウェッソン社が共同開発した.22口径の拳銃、小銃用弾薬である。

概要

ピストルハンティング向けに小口径弾頭を高速で射出し、フラットな弾道(平射)を得られ、命中したターゲットにも十分なインパクトを与える事の出来る弾薬として、前述の2社によって設計・開発が進められた。1959年に本弾薬の開発に関する情報が伝えられ、1961年に本弾薬を使用するS&W M53と共に発売された。他に本弾薬を使用する銃器として、トンプソン・アームズトンプソン・コンテンダーの専用モデルを、マーリン・ファイアアームズ社がマーリンM62を製造した[1]

仕様

.357マグナム弾薬莢をペアレント・ケースとしてネックダウンし、小口径化した本弾薬の薬莢はネック部とショルダー部の傾斜の長い緩やかなテーパーを持ち、先端が絞られたテーパード・ボトルネックタイプとなっている。又、リボルバー用の弾薬であるため、後端はリムドタイプである。発射ガスは非常に高圧で、初速は約2,290 ft/s(700 m/s)、運動エネルギーは約442ft·lbf(600J)と、.22口径の拳銃用弾薬としては高威力 を誇る[1]

他の表記法

  • .22レム・ジェット弾
  • .22ジェット弾
  • .22レミントン・センターファイア・マグナム弾
  • 5.56x39mmR弾

脚注

  1. ^ a b 床井雅美『ピストル弾薬事典』並木書房〈メカブックス〉、2016年1月15日、175頁。ISBN 978-4-89063-335-7 

関連項目