ユーザーエクスペリエンス白書
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『ユーザエクスペリエンス(UX)白書:ユーザエクスペリエンスの概念を明確にする』 (英: User Experience White Paper)は、30名の専門家(研究者および実務家)が集い、ユーザーエクスペリエンスの核となる概念について議論し、その成果として2010年に発表した文書である。
概要
[編集]白書では、
- ユーザーエクスペリエンスは「現象としてのユーザーエクスペリエンス」「研究分野としてのユーザーエクスペリエンス」「実践としてのユーザーエクスペリエンス」という3つの視点から捉えられるということ
- ユーザーエクスペリエンスは注目するタイムスパンによって「予期的ユーザーエクスペリエンス」「瞬間的ユーザーエクスペリエンス[1]」「エピソード的ユーザーエクスペリエンス」「累積的ユーザーエクスペリエンス」という4種類に分類できるということ
- ユーザーエクスペリエンスに影響を与える要素は「状況[2]」「ユーザー」「システム」の主に3種類に分類できるということ
などが主張されている。
脚注
[編集]- ^ (hcdvalue 2011)においては「瞬間的ユーザーエクスペリエンス」ではなく「一時的UX」と翻訳されている。
- ^ (hcdvalue 2011)においては「状況」ではなく「文脈」と翻訳されている。
参考文献
[編集]- Roto, Virpi; Law, Effie; Vermeeren, Arnold; Hoonhout, Jettie (2011). User Experience White Paper
- Qiu, Frank; Frank, Hong (2017). Usability Testing Tools for User Experience
- Roto, Virpi、Law, Effie、Vermeeren, Arnold、Hoonhout, Jettie『ユーザエクスペリエンス(UX)白書:ユーザエクスペリエンスの概念を明確にする』hcdvalue(訳)、2011年 。