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テーラーホブソン

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テーラーホブソンTaylor Hobson[1]はイギリスの精密測定機メーカー。元は光学機器メーカーであり、映画用レンズ、軍用光学機器の他リード用など一般カメラ用レンズを製作していた。

  • 1886年 - 光学設計者のトーマス・テーラー(Thomas Smithies Taylor )と技術者のウィリアム・テーラー(William Taylor )兄弟が"T.S. and W. Taylor"設立。光学レンズを製造する。
  • 1887年 - ホブソン(W.S.H Hobson )が加わりテーラー、テーラーホブソン(Taylor,Taylor&Hobson )となる。
  • 1893年 - T. Cooke & Sons(en:T. Cooke & Sons)からのトリプレットのライセンスにより「クック・トリプレット」を発売。
  • 1905年 - ウィリアム・テーラーが風洞実験に基づきゴルフボールのディンプルについて加工特許を取得。
  • 1920年 - 設計者ホレース・ウィリアム・リー(Horace William Lee )が、現在一般的な変形ガウス型レンズ構成の元祖となるオピック(Opic )発明。
  • 1920年代後半 - スピード・パンクロ(Speed Panchro )F2を発明。
  • 1941年 テーラーホブソンの開発者リーズン博士により世界初の触針式表面粗さ測定機「タリサーフ1」と中心線平均粗さCLA(現在のISO/JIS規格パラメータRaのオリジナル)が誕生。
  • 1949年 世界初の回転触針式真円度測定機「タリロンド1」を発明。
  • 1946年 Rank Organization(ランク社)の傘下となり、「ランク・テーラーホブソン」となる。
  • 1973年 超高精度真円度測定機タリロンド73を発表。各国の国家標準機として稼動中。
  • 1988年 ゴードン・H・クックがアカデミー賞(ゴードン・ソイヤー賞)を受賞。
  • 1998年 テーラーホブソンのレンズ製造部門がCooke Opticsとして独立。テーラホブソンは精密加工、測定分野に特化した。
  • 2004年 アメテック社の傘下となり、「アメテックテーラーホブソン」となる。

脚注

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  1. ^ 日本法人表記に従う。