出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
| この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方) 出典検索?: "蝉翼拓" – ニュース · 書籍 · スカラー · CiNii · J-STAGE · NDL · dlib.jp · ジャパンサーチ · TWL(2020年9月) |
蝉翼拓(せんよくたく)は蝉の羽根のように薄くとられた拓本、もしくは拓本をとる技法。もともと中国では拓本の成り立ちからいって、拓本は濃く採られる傾向があった。それに対して蝉翼拓は、拓本そのものに美しさを見いだした、当時としては異色な拓本である。
中国宋代には作られたといわれるが、実際の作品としては明時代中期以降のものが残っている。実際に本当に薄くとるのは難しい技法である。
関連項目[編集]