終止コドン
表示
(終結コドンから転送)
終止コドン(しゅうしコドン 英:a stop codon または termination codon)とは、遺伝暗号を構成する64種のコドンのうち、対応するアミノ酸(とtRNA)がなく、最終産物である蛋白質の生合成を停止させるために使われているコドン[1]。終結コドンあるいはアミノ酸を指定しないことから、ナンセンスコドンとも呼ばれる。

一般に核ゲノムから転写されるmRNA上のコードでは、以下に示す3種がある[2]。その3種があって初めて、蛋白質の生合成が止まるように出来ている。
- UAA:オーカー・コドン(ochre codon)
- UAG:アンバー・コドン(amber codon)
- UGA:オパール・コドン(opal codon)
また、DNA上のコードも終止コドンがあり、以下の3種が存在する。
- TAA:オーカー・コドン(ochre codon)
- TAG:アンバー・コドン(amber codon)
- TGA:オパール・コドン(opal codon)
| 遺伝暗号(コドン) | Standard code (Translation table 1) |
Name | ||
|---|---|---|---|---|
| DNA | RNA | |||
TAG |
UAG
|
STOP = Ter (*)
|
"アンバー・コドン(amber codon)" | |
TAA |
UAA
|
STOP = Ter (*)
|
"オーカー・コドン(ochre codon)" | |
TGA |
UGA
|
STOP = Ter (*)
|
"オパール・コドン(opal codon)" (or "umber") | |
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ “tRNAに擬態するタンパク質により解読される異端な遺伝暗号の解読機構の解明”. 東京大学大学院 新領域創成科学研究科 メディカル情報生命専攻 生命分子遺伝学分野(伊藤耕一研究室). 2021年11月13日閲覧。
- ^ “遺伝子発現の流れ”. 株式会社医学生物学. 2021年11月13日閲覧。