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'''長梢子棍'''(ちょうしょうしこん)は中国の伝統的な武器である。木製または金属製の棍棒を鎖や縄で二対連結させた多接棍の一種。
'''長梢子棍'''(ちょうしょうしこん)は[[中国]]の伝統的な武器である。木製または金属製の棍棒を鎖や縄で二対連結させたものであり、多接棍の一種。

この小型のものを梢子棍、双節棍などと呼ぶが
つまりこれは沖縄に伝わる武器のヌンチャクと同様の物である。
小型のものを[[梢子棍]]、[[双節棍]]などと呼び、[[沖縄]]に伝わる武器の[[ヌンチャク]]類似している。

同種の武器に棍棒を三対連結させたものである三節棍(盤龍棍)がある。
同種の武器に棍棒を三対連結させたものである三節棍(盤龍棍)がある。


中国武術では門派を問わず使用されているが、
中国武術では門派を問わず使用されているが、主に河南省の[[イスラム教]]徒(回族)の間で伝承されてきた武術、心意六合拳で使う物が最も知られている。

主に河南省在住のイスラム教徒(回族)に伝承されてきた武術であった
[[イスラム教]]徒(回族の使用する長梢子棍は二対の棍の長さがそれぞれ異なるのが一般的である。
心意六合拳で使う物が最も知られている。
回族の使用する長梢子棍は二対の棍の長さがそれぞれ異なるのが一般的である。


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[[Category:武器|ちようしようしこん]]
[[Category:武器|ちようしようしこん]]

2006年7月11日 (火) 16:24時点における版

長梢子棍(ちょうしょうしこん)は中国の伝統的な武器である。木製または金属製の棍棒を鎖や縄で二対連結させたものであり、多接棍の一種。

小型のものを梢子棍双節棍などと呼び、沖縄に伝わる武器のヌンチャクと類似している。

同種の武器に棍棒を三対連結させたものである三節棍(盤龍棍)がある。

中国武術では門派を問わず使用されているが、主に河南省のイスラム教徒(回族)の間で伝承されてきた武術、心意六合拳で使う物が最も知られている。

イスラム教徒(回族)の使用する長梢子棍は二対の棍の長さがそれぞれ異なるのが一般的である。