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2017年8月28日 (月) 09:56時点における版
ランブレッタは、イタリアの自動車メーカー、レイランド・イノチェンティが製造販売していたスクーターの製品名である。名前の由来は工場のあったミラノのランブラーテという地名である。
概要
1922年、ペーシャのフェルディナント・イノチェンティがローマの鋼管工場を建設。1931年には約6000人を雇用し、シームレス鋼管を製造する大きな工場をミラノに建設し、事業を移転した。第二次世界大戦中に工場は重爆撃により破壊された。破壊された工場の調査で、イノチェンティは手軽で自分で移動する将来を見るため、低価格と天候にも左右されない誰でも運転できるオートバイとしてスクーターの製造を決めたといわれる。
長い年月を経て、1947年にランブレッタを創設。その後、フランスのフェンウィックグループ、ドイツのNSU、スペインのセルベタ、インドのAPI、台湾の裕隆汽車、ブラジルのパスコ、コロンビアのアウテコ、アルゼンチンのサイアムブレッタ、チリでライセンス生産を始めている。
1960年代後半に入ると西ヨーロッパの富裕層が増加し、スクーターの需要は落ち込み、多くの人々の利用は小型車にとってかわるようになり、ランブレッタは親会社のイノチェンティの財政難となっていった。ブリティッシュ・レイランドは、製品と技術者の専門知識と同様にイノチェンティの財政難の利点を獲得すると、BLMCのライセンスの下でイノチェンティの自動車の製造する契約を取った。
1971年にはランブレッタの製造を中止し、1972年にはミラノ工場とランブレッタの名の権利はインド政府に買収され、SIL(スクーターズ・インディア・リミテッド)が設立された。
2010年にランブレッタは125GPレースで復活している。
モデル
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