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'''垂水 雄二'''(たるみ ゆうじ、[[1942年]] - )は、翻訳家、科学ジャーナリスト。
'''垂水 雄二'''(たるみ ゆうじ、[[1942年]]([[昭和]]17年) - )は、日本の[[翻訳家]][[科学]][[ジャーナリスト]]([[サイエンスライター]])
大阪市生まれ。1965年[[京都大学]]理学部生物学科卒、同大学院理学研究科博士課程満期退学<ref>紹介文には「修了」とあるが博士論文が確認できない。</ref>。[[思索社]]、[[平凡社]]勤務、1998年平凡社を退社、1999年よりフリージャーナリスト。
[[大阪府]][[大阪市]]生まれ。1965年[[京都大学]][[理学部]]生物学科卒、同[[大学院]]理学研究科博士課程満期退学<ref>紹介文には「修了」とあるが[[博士]][[論文]]が確認できない。</ref>。[[思索社]]、[[平凡社]]勤務、1998年平凡社を退社、1999年よりフリージャーナリスト。


==著書==
==著書==
*『本当の「私」を、生き物たちは知っている!? 心がちょっとつまずいたときに読む「動物の行動学」』ウィザードプレス 1999
*『本当の「私」を、生き物たちは知っている!? 心がちょっとつまずいたときに読む「動物の行動学」』ウィザードプレス1999
*『悩ましい翻訳語 科学用語の由来と誤訳』八坂書房 2009
*『悩ましい翻訳語 科学用語の由来と誤訳』[[八坂書房]]、2009
*『生命倫理と環境倫理 生物学からのアプローチ』八坂書房 2010
*『生命倫理と環境倫理 生物学からのアプローチ』八坂書房2010
*『厄介な翻訳語 科学用語の迷宮をさまよう』八坂書房 2010
*『厄介な翻訳語 科学用語の迷宮をさまよう』八坂書房2010
*『進化論の何が問題か [[ドーキンス]]と[[グールド]]の論争』八坂書房 2012
*『進化論の何が問題か [[リチャード・ドーキンス|ドーキンス]]と[[スティーヴン・ジェイ・グールド|グールド]]の論争』八坂書房2012
===翻訳===
===翻訳===
*スティーブン・ドルトン編著『瞬間をとらえる 生物のハイスピード写真集』[[藤本時男]]共訳 小学館 1983
*スティーブン・ドルトン編著『瞬間をとらえる 生物のハイスピード写真集』[[藤本時男]]共訳 [[小学館]]、1983
*モーリス・バートン『動物に愛はあるか おもいやりの行動学』早川書房 1984 のち文庫
*モーリス・バートン『動物に愛はあるか おもいやりの行動学』[[早川書房]]、1984 のち文庫
*C.M.スキナー『花の神話と伝説』[[福屋正修]]共訳 八坂書房 1985
*C.M.スキナー『花の神話と伝説』[[福屋正修]]共訳 八坂書房1985
*ゲオルク・ブロイアー『[[社会生物学]]論争 生物学は人間をどこまで説明できるか』どうぶつ社 自然誌選書 1988
*ゲオルク・ブロイアー『[[社会生物学]]論争 生物学は人間をどこまで説明できるか』[[どうぶつ社]] 自然誌選書1988
*ローレン・アイズリー著 ケネス・ホイアー編『[[ダーウィン]]と謎のX氏 第三の博物学者の消息』工作舎 1990
*ローレン・アイズリー著 ケネス・ホイアー編『[[チャールズ・ダーウィン|ダーウィン]]と謎のX氏 第三の博物学者の消息』工作舎1990
*ダニエル・P.トーデス『ロシアの博物学者たち ダーウィン進化論と相互扶助論』工作舎 1992
*ダニエル・P.トーデス『ロシアの博物学者たち ダーウィン進化論と相互扶助論』工作舎1992
*リチャード・ドーキンス『[[利己的な遺伝子]]』[[日高敏隆]],[[岸由二]],[[羽田節子]]共訳 紀伊屋書店 1992
*リチャード・ドーキンス『[[利己的な遺伝子]]』[[日高敏隆]][[岸由二]][[羽田節子]]共訳 [[紀伊屋書店]]、1992
*ニコラス・ハンフリー『内なる目 意識の進化論』紀伊屋書店 科学選書 1993
*ニコラス・ハンフリー『内なる目 意識の進化論』紀伊屋書店 科学選書1993
*リチャード・ドーキンス『遺伝子の川』草思社 サイエンス・マスターズ 1995
*リチャード・ドーキンス『遺伝子の川』[[草思社]] サイエンス・マスターズ1995
*スーザン・ブラックモア『ミーム・マシーンとしての私』草思社 2000
*スーザン・ブラックモア『ミーム・マシーンとしての私』草思社2000
*ジョナサン・ワイナー『時間・愛・記憶の遺伝子を求めて 生物学者[[シーモア・ベンザー]]の軌跡』早川書房 2001
*ジョナサン・ワイナー『時間・愛・記憶の遺伝子を求めて 生物学者[[シーモア・ベンザー]]の軌跡』早川書房2001
*リチャード・フォーティ『三葉虫の謎 「進化の目撃者」の驚くべき生態』早川書房 2002
*リチャード・フォーティ『三葉虫の謎 「進化の目撃者」の驚くべき生態』早川書房2002
*マディソン・リー・ゴフ『死体につく虫が犯人を告げる』草思社 2002
*マディソン・リー・ゴフ『死体につく虫が犯人を告げる』草思社2002
*グレゴリー・ストック『それでもヒトは人体を改変する 遺伝子工学の最前線から』早川書房 2003
*グレゴリー・ストック『それでもヒトは人体を改変する 遺伝子工学の最前線から』早川書房2003
*リチャード・ドーキンス『悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか』早川書房 2004
*リチャード・ドーキンス『悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか』早川書房2004
*ニコラス・ハンフリー『喪失と獲得 進化心理学から見た心と体』紀伊國屋書店 2004
*ニコラス・ハンフリー『喪失と獲得 進化心理学から見た心と体』紀伊國屋書店2004
*ロバート・アーリック『トンデモ科学の見破りかた もしかしたら本当かもしれない9つの奇説』[[阪本芳久]]共訳 草思社 2004
*ロバート・アーリック『トンデモ科学の見破りかた もしかしたら本当かもしれない9つの奇説』[[阪本芳久]]共訳 草思社2004
*ウリカ・セーゲルストローレ『社会生物学論争史 誰もが真理を擁護していた』みすず書房 2005
*ウリカ・セーゲルストローレ『社会生物学論争史 誰もが真理を擁護していた』[[みすず書房]]、2005
*ジョナサン・ワイナー『命の番人 難病の弟を救うため最先端医療に挑んだ男』早川書房 2006
*ジョナサン・ワイナー『命の番人 難病の弟を救うため最先端医療に挑んだ男』早川書房2006
*リチャード・ドーキンス『祖先の物語 ドーキンスの生命史』小学館 2006
*リチャード・ドーキンス『祖先の物語 ドーキンスの生命史』小学館2006
*ハンス・クルーク『ハンター&ハンティッド 人はなぜ肉食獣を恐れ、また愛するのか』どうぶつ社 2006
*ハンス・クルーク『ハンター&ハンティッド 人はなぜ肉食獣を恐れ、また愛するのか』どうぶつ社2006
*ロバート・アーリック『怪しい科学の見抜きかた 嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説』阪本芳久共訳 草思社 2007
*ロバート・アーリック『怪しい科学の見抜きかた 嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説』阪本芳久共訳 草思社2007
*リチャード・ドーキンス『神は妄想である 宗教との決別』早川書房 2007
*リチャード・ドーキンス『神は妄想である 宗教との決別』早川書房2007
*リチャード・サウスウッド『生命進化の物語』八坂書房 2007
*リチャード・サウスウッド『生命進化の物語』八坂書房2007
*ピーター・D.ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた』文藝春秋 2008 のち文庫
*ピーター・D.ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた』[[文藝春秋]]、2008 のち文庫
*リチャード・ドーキンス『進化の存在証明』早川書房 2009
*リチャード・ドーキンス『進化の存在証明』早川書房2009
*オレン・ハーマン『親切な進化生物学者 [[ジョージ・プライス]]と利他行動の対価』みすず書房 2011
*オレン・ハーマン『親切な進化生物学者 [[ジョージ・プライス]]と利他行動の対価』みすず書房2011
*ニール・シュービン『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』ハヤカワ文庫 2013
*ニール・シュービン『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』ハヤカワ文庫2013


==註==
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2014年3月19日 (水) 13:30時点における版

垂水 雄二(たるみ ゆうじ、1942年(昭和17年) - )は、日本の翻訳家科学ジャーナリストサイエンスライター)。 大阪府大阪市生まれ。1965年京都大学理学部生物学科卒、同大学院理学研究科博士課程満期退学[1]思索社平凡社勤務、1998年平凡社を退社、1999年よりフリージャーナリスト。

著書

  • 『本当の「私」を、生き物たちは知っている!? 心がちょっとつまずいたときに読む「動物の行動学」』ウィザードプレス、1999
  • 『悩ましい翻訳語 科学用語の由来と誤訳』八坂書房、2009
  • 『生命倫理と環境倫理 生物学からのアプローチ』八坂書房、2010
  • 『厄介な翻訳語 科学用語の迷宮をさまよう』八坂書房、2010
  • 『進化論の何が問題か ドーキンスグールドの論争』八坂書房、2012

翻訳

  • スティーブン・ドルトン編著『瞬間をとらえる 生物のハイスピード写真集』藤本時男共訳 小学館、1983
  • モーリス・バートン『動物に愛はあるか おもいやりの行動学』早川書房、1984 のち文庫
  • C.M.スキナー『花の神話と伝説』福屋正修共訳 八坂書房、1985
  • ゲオルク・ブロイアー『社会生物学論争 生物学は人間をどこまで説明できるか』どうぶつ社 自然誌選書、1988
  • ローレン・アイズリー著 ケネス・ホイアー編『ダーウィンと謎のX氏 第三の博物学者の消息』工作舎、1990
  • ダニエル・P.トーデス『ロシアの博物学者たち ダーウィン進化論と相互扶助論』工作舎、1992
  • リチャード・ドーキンス『利己的な遺伝子日高敏隆岸由二羽田節子共訳 紀伊國屋書店、1992
  • ニコラス・ハンフリー『内なる目 意識の進化論』紀伊國屋書店 科学選書、1993
  • リチャード・ドーキンス『遺伝子の川』草思社 サイエンス・マスターズ、1995
  • スーザン・ブラックモア『ミーム・マシーンとしての私』草思社、2000
  • ジョナサン・ワイナー『時間・愛・記憶の遺伝子を求めて 生物学者シーモア・ベンザーの軌跡』早川書房、2001
  • リチャード・フォーティ『三葉虫の謎 「進化の目撃者」の驚くべき生態』早川書房、2002
  • マディソン・リー・ゴフ『死体につく虫が犯人を告げる』草思社、2002
  • グレゴリー・ストック『それでもヒトは人体を改変する 遺伝子工学の最前線から』早川書房、2003
  • リチャード・ドーキンス『悪魔に仕える牧師 なぜ科学は「神」を必要としないのか』早川書房、2004
  • ニコラス・ハンフリー『喪失と獲得 進化心理学から見た心と体』紀伊國屋書店、2004
  • ロバート・アーリック『トンデモ科学の見破りかた もしかしたら本当かもしれない9つの奇説』阪本芳久共訳 草思社、2004
  • ウリカ・セーゲルストローレ『社会生物学論争史 誰もが真理を擁護していた』みすず書房、2005
  • ジョナサン・ワイナー『命の番人 難病の弟を救うため最先端医療に挑んだ男』早川書房、2006
  • リチャード・ドーキンス『祖先の物語 ドーキンスの生命史』小学館、2006
  • ハンス・クルーク『ハンター&ハンティッド 人はなぜ肉食獣を恐れ、また愛するのか』どうぶつ社、2006
  • ロバート・アーリック『怪しい科学の見抜きかた 嘘か本当か気になって仕方ない8つの仮説』阪本芳久共訳 草思社、2007
  • リチャード・ドーキンス『神は妄想である 宗教との決別』早川書房、2007
  • リチャード・サウスウッド『生命進化の物語』八坂書房、2007
  • ピーター・D.ウォード『恐竜はなぜ鳥に進化したのか 絶滅も進化も酸素濃度が決めた』文藝春秋、2008 のち文庫
  • リチャード・ドーキンス『進化の存在証明』早川書房、2009
  • オレン・ハーマン『親切な進化生物学者 ジョージ・プライスと利他行動の対価』みすず書房、2011
  • ニール・シュービン『ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト 最新科学が明らかにする人体進化35億年の旅』ハヤカワ文庫、2013

  1. ^ 紹介文には「修了」とあるが博士論文が確認できない。

参考