「総合的病害虫管理」の版間の差分
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従来のように[[農薬]]などにより病害虫を完全に撲滅するのではなく、[[天敵]]導入や[[輪作]]など系統の違う防除法を組み合わせるやりかたである。農薬の使用量を抑えることができるが、多種の防除法を矛盾泣く組み合わせることは大変難しい。例えば、生物農薬として天敵を導入した場合、天敵生物を殺傷しない農薬しか使うことができなくなる。施設栽培である場合は、天敵生物が住みやすい環境を維持しやすいが、[[輪作]]が難しくなり[[連作障害]]が発生しやすくなる、といった具合である。 |
従来のように[[農薬]]などにより病害虫を完全に撲滅するのではなく、[[天敵]]導入や[[輪作]]など系統の違う防除法を組み合わせるやりかたである。農薬の使用量を抑えることができるが、多種の防除法を矛盾泣く組み合わせることは大変難しい。例えば、生物農薬として天敵を導入した場合、天敵生物を殺傷しない農薬しか使うことができなくなる。施設栽培である場合は、天敵生物が住みやすい環境を維持しやすいが、[[輪作]]が難しくなり[[連作障害]]が発生しやすくなる、といった具合である。 |
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[[Category:農業|そうこうてきひようちゆうかいかんり]] |
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2005年6月12日 (日) 04:18時点における版
総合的病虫害管理(IPM; Integrated Pest Management)は、農地を取り巻く環境状況と対象種の個体群動態を考慮しつつ、生物的防除、化学的防除、耕種的防除を矛盾無く組み合わせることで、病害虫の密度を経済被害を生じるレベル以下に抑える管理方法。
従来のように農薬などにより病害虫を完全に撲滅するのではなく、天敵導入や輪作など系統の違う防除法を組み合わせるやりかたである。農薬の使用量を抑えることができるが、多種の防除法を矛盾泣く組み合わせることは大変難しい。例えば、生物農薬として天敵を導入した場合、天敵生物を殺傷しない農薬しか使うことができなくなる。施設栽培である場合は、天敵生物が住みやすい環境を維持しやすいが、輪作が難しくなり連作障害が発生しやすくなる、といった具合である。