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2008年8月19日 (火) 19:02時点における版
除細動(じょさいどう、英Defibrillation)とは、不整脈に対しての治療の一つで、電気的な刺激や薬物等の外力によって異常な電気信号経路を遮断し、正常の電気信号経路への改善を促す方法。
種類
- 電気的除細動(一般的にAED等でよく知られている)
- 薬物的除細動
適応
一般的に心室頻拍(VT)や心室細動(VF)等の重篤な不整脈に対し行われる。その他にも心房細動(Af)・心房粗動(AF)等にも施行される。
また、一般的に誤解されている場合が多いが心停止(asystole)の場合には効果はなく適応はない。
電気的除細動
歴史
1899年にジュネーヴ大学のプレヴォーと Prevost and Batelliによって、犬の心室細動に電気的ショックを与えることで心室細動が停止することが報告された。1947年には、ケースウエスタンリザーブ大学のクロード・ ベック教授によって人体へ初めて使用され、現在のモデルの原型が出来ている。
種類
- 除細動器(Defibrillator)
- 植込み型除細動器(ICD:Implantable Cardioverter Defibrillator)
- 自動体外式除細動器(AED:Automated External Defibrillator)
薬物的除細動
基本的に抗不整脈薬のうちⅠa、Ⅰb群やⅢ群が使用される。