隠岐国分寺蓮華会舞
隠岐国分寺蓮華会舞(おきこくぶんじれんげえまい)は島根県隠岐郡隠岐の島町の隠岐国分寺に伝わる民俗芸能の舞。1977年(昭和52年)5月17日重要無形民俗文化財に指定された。
概要
この蓮華会舞は、隠岐国分寺で平安時代の頃から地元住民により継承されてきた物で、明治政府による廃仏毀釈で一時中断されたが、1884年(明治17年)に地元住民によって復活され、毎年弘法大師の命日の4月21日に演じられる。
蓮華会舞の面
蓮華会舞で使用される古面は奈良時代に中国から伝わった物と伝えられていたが、2007年(平成19年)2月25日の火災で隠岐国分寺本堂が全焼した際に舞の道具一式とともに焼失した[1][2]。
脚注
- ^ 朝日新聞社 (2007年2月25日). “隠岐国分寺の本堂が全焼 島根・隠岐の島町”. 2009年1月18日閲覧。
- ^ これらの古面は「蓮華会舞の面 9面」として1974年(昭和49年)に島根県の有形民俗文化財に指定されていたが、焼失に伴い2007年(平成19年)12月に指定を解除された。
関連項目
外部リンク
- 島根県 広聴広報課 隠岐国分寺蓮華会舞
- 隠岐国分寺蓮華会舞 - 国指定文化財等データベース(文化庁)