隔語句反復
隔語句反復(かくごくはんぷく、または首語句反復、首尾同語、反照法[1]、epanalepsis)とは、文・節の先頭の語または語句が、最後で繰り返される修辞技法のこと。最初と最後は、文中で強く強調される2つの場所である。そこに同じ語・語句を置くことで、読み手は特別な注意を払う。入れ子にされた二重の反復は、交錯配列法と呼ばれる。
例[編集]
- (王は逝去された、万歳新王!)
語源[編集]
ギリシャ語の「epanálépsis」。意味は「回復」[2]。
関連項目[編集]
脚注[編集]
- ^ 佐藤信夫他『レトリック事典』(大修館書店)によると、五十嵐力が『新文章講話』でつけた訳
- ^ Epanalepsis - Definitions from Dictionary.com
参考文献[編集]
- Smyth, Herbert Weir (1920). Greek Grammar. Cambridge MA: Harvard University Press, p. 673. ISBN 0-674-36250-0.