野口洋二

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野口 洋二(のぐち ようじ、1933年 - )は日本歴史学者早稲田大学名誉教授。専門は西洋中世史。

1962年に早稲田大学大学院博士課程を修了。早稲田大学教授として西洋中世の宗教政治史文化史の研究を行う。また、早稲田大学図書館長として1991年に総合学術情報センターの開館式を挙行する。後に早稲田大学理事(文化事業担当)となる。1966~68年にはジュネーヴ大学へ留学した。

著書

単著

  • グレゴリウス改革の研究』創文社、1978年
  • 『中世ヨーロッパの教会と民衆の世界』早稲田総研クリエイティブ、2009年

監修

  • 『総合新世界史図説』帝国書院編集部編、長澤和俊ほか、帝国書院、1998年
  • 『明解新世界史地図』帝国書院編集部編、古賀登ほか、帝国書院、2000年
  • 『大学受験のための世界史図説資料集』帝国書院編集部編、長澤和俊ほか、帝国書院、2001年

訳書

  • 叙任権闘争』A.フリシュ、創文社、1972年
  • 『十二世紀ルネサンス』ハスキンズ、創文社、1985年
  • 『中世ヨーロッパ文化史』Ch.ドーソン、諏訪幸男共訳、創文社、1993年
  • 『入門十二世紀ルネサンス』J.ヴェルジェ、創文社、2001年
  • 『ヨーロッパ中世末期の学識者』J.ヴェルジェ、創文社、2004年