越来朝村

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越来 朝村(ごえく ちょうそん、嘉靖32年(1553年) - 万暦41年(1613年))は、琉球王国第二尚氏王統王族。第三代国王尚真の第四王子尚龍徳の長男。唐名は向恭安、大和名は越来按司朝村、童名は小樽金、號は華屋。

概要

琉球王国第二尚氏王統第三代国王尚真の第四王子尚龍徳の長男。嘉味田殿内の二世。尚清王七男尚宗賢・伊江王子朝義の長女を娶る。万暦年間、島添大里間切総地頭職、後に摩文仁間切総地頭職。万暦24年(1596年)父朝福の越来間切層地頭職を継ぐ[1]

系譜


  • 室:眞鶴金・君辻按司加那志(1562-1630)(尚清王七男尚宗賢・伊江王子朝義伊江御殿一世)長女)
    • 長男:向成名・喜屋武按司朝重
      • 孫:向良翰・喜屋武按司朝古
    • 次男:向成章・屋良按司朝久(屋良家祖)
      • 孫(長男):向思忠・朝休(平民に落とされる。西原親方を追号[2]
      • 孫(次男):冨茂昌・新田親方宗則(朝則、尚豊王夫人・真南風按司の養子として継出)
      • 孫(三男):向思泰・屋良按司朝林

参考文献

  1. ^ 沖縄門中大辞典
  2. ^ 「氏集」那覇市文化振興課(那覇市歴史博物館)

外部リンク

関連項目