貝澤耕一

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貝澤 耕一(かいざわ こういち、1946年 - )は、NPO法人 ナショナルトラスト チコロナイ理事長

生涯

1946年に生まれる[1]。父親は、平取町議会議員も務めた貝澤正である。北海道日高支庁沙流郡平取町二風谷出身。

地元の小学校、中学校、高校に通い、酪農学園大学短期大学部に進学する[2]

父親より、二風谷にある農地を受け継ぎ、農業を営む。シケレペ農場を経営している[2]萱野茂や貝澤正と共に、二風谷ダム建設反対運動に取り組む。平取アイヌ文化保存会の事務局長に就任している[2]1992年3月2日の貝澤正の死去後、二風谷ダム建設差し止め訴訟の原告となる。1997年3月27日、二風谷ダムの撤去という主張をはねたものの、裁判費用は国と北海道収用委員会が負担する内容の、札幌地方裁判所の判決が実現する。

2001年11月、植林活動を手がけるNPO法人チコロナイの設立の中心人物となる[3]

脚注