蕭棟
予章王 蕭棟 | |
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梁 | |
第3代皇帝 | |
王朝 | 梁 |
在位期間 | 551年8月 - 10月 |
姓・諱 | 蕭棟 |
字 | 元吉 |
生年 | 不詳 |
没年 | 承聖元年(552年) |
父 | 蕭歓 |
后妃 | 張皇后 |
年号 | 天正 : 551年 |
蕭 棟(しょう とう)は、南朝梁の第3代皇帝。『梁書』などの正史では正規の皇帝と見なさない。予章王蕭歓の子。初代皇帝武帝の曾孫、昭明太子蕭統の孫にあたる。
生涯
父の後を継いで予章王となる。侯景の乱の最中、簡文帝を廃した侯景によって皇帝に擁立される。この即位は侯景による簒奪の布石であり、即位からわずか3ヶ月後、侯景に禅譲を強要された。禅譲後の蕭棟は淮陰王に降格され、弟たちとともに幽閉された。後に湘東王蕭繹の軍により侯景が滅ぼされると、蕭棟は救出され船で江陵に移送されたが、その途中、蕭繹の手によって船を水中に沈められ溺死した。
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