花茎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。RedBot (会話 | 投稿記録) による 2012年5月27日 (日) 10:01個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.2) (ロボットによる 追加: eu:Gara (botanika))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ユリの一種(パラディセア・リリアストルム)の花茎

花茎(かけい、Scape)は、植物においてのみをつけるのことである。花軸の一種で、塊茎鱗茎などから直接伸長し、葉をつくらず花のみをつけるものを指す。

概要

ニンニクの花茎

花茎を持つ植物は多く、ユリ科ヒガンバナ科ケシ科スミレ科オモダカ科などの種で見られる。

花茎につく花は一つである場合もあるが、多くの花を一本の花茎からつけて花序を形成する場合も多い。種によっては、花の近傍に鱗片苞葉などをつける花茎や、分枝する花茎も多く存在する。

一般的にニンニクと呼ばれるものも花茎であり、食用にされる。

関連項目