能登町柳田植物公園

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柳田植物公園
施設情報
正式名称 ふれあいの里施設柳田植物公園[1]
愛称 やなぎだ植物公園
事業主体 能登町
管理運営 合同会社能登みらい創造ネットワーク[2]
所在地 石川県鳳珠郡能登町字上町ロ部1-1
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能登町柳田植物公園(のとちょうやなぎだしょくぶつこうえん)は、石川県鳳珠郡能登町上町(かんまち)及び合鹿(ごうろく)地内にある植物公園である。遊歩道や芝生公園のほか、レストランや天体望遠鏡、宿泊施設を備えている。

概要

1986年昭和61年)に開園。約30ヘクタールの総面積を有し、うち18ヘクタールが自然林である。多種の樹木や草木が自生し、自然に親しみながら散策できる遊歩道が整備されている。また、2.2ヘクタールの芝生広場があり、小学生によるリレーマラソンなどの各種イベント会場として利用されているほか、パターゴルフ場もあり、グラウンドゴルフも楽しむことができる。

1993年平成5年)には口径60センチメートルの天体望遠鏡やプラネタリウムを備えた星の観察館満天星と、一晩中星を眺めることのできる宿泊施設アストロコテージ(6棟)が設置され、以来星の愛好者の聖地となっている。

園内には他に、レストランの「花菖蒲」、バーベキューが楽しめる「ふれあいハウス」、移築した古民家を利用した、和風会席料理を提供する「合鹿庵」がある。

春にはソメイヨシノ、ノトキリシマツツジ、サツキ、梅雨時期には、アジサイなどさまざまな花が咲き来園者の目を楽しませている。とくに6月中旬から7月初旬には60種10万株の花菖蒲が咲く。

夏には「ござれ祭り」が盛大に行われ、キャラクターショー・歌謡ショー・柳田中学校のブラスバンド演奏・よさこいソーラン踊り・能登地方独自の高さ約10メートルにもなるキリコと呼ばれる奉燈が乱舞する。また、祭りの夜には大花火が打ち上げられる。

歴史

柳田村が建設したもので、その後能登町による運営を経て、2008年平成20年)4月より指定管理者制度の下で金沢市にある朝日建物グループが運営を行ったのち、2020年(令和2年)4月からは能登町の合同会社能登みらい創造ネットワークが運営を行なっている。

1982年(昭和57年)に旧柳田村が策定した「ふれあいの里整備構想」のキャッチフレーズ「あふれる自然の中に産業と文化の活気づく村」に基づく村の拠点施設(シンボル)として整備された。

脚注

  1. ^ 能登町観光施設条例
  2. ^ 能登町指定管理について

参考文献

  • 書府太郎 石川県大百科事典[改訂版]下巻 発行日:2005年4月28日第1版第1刷 発行:北國新聞社

外部リンク

座標: 北緯37度20分7.4秒 東経137度8分14秒 / 北緯37.335389度 東経137.13722度 / 37.335389; 137.13722