竹中裕紀

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竹中 裕紀(たけなか ひろき 昭和26年(1951年1月1日) - )は、平成期の実業家。前イビデン社長(現・会長)、元中部経済連合会副会長。岐阜県出身。中央大学理工学部電気工学科卒。

1970年代、揖斐川電気工業(現・イビデン)がプリント配線板の開発を開始した当初の技術メンバーである。技術出身であるが、営業経験も長いという。

通常は株主総会で社長交代をするのが通例であるが、社長(当時)の岩田義文(現・相談役)による決断により、2007年(平成19年)の新年度開始と同時に社長に就任している。

略歴[編集]

  • 1973年(昭和48年)3月:中央大学理工学部電気工学科卒業。
  • 1973年(昭和48年)4月:揖斐川電気工業(現・イビデン)入社。プリント配線板プロジェクトチームに携わる。後に営業に異動。
  • 1990年(平成2年)3月:特殊基板事業部営業部長就任。
  • 1997年(平成9年)6月:取締役技術開発本部長就任。
  • 2001年(平成13年)6月:常務取締役就任(2004年からはセラミック事業本部長兼任)。
  • 2005年(平成17年)6月:取締役専務執行役員就任。
  • 2007年(平成19年)4月:代表取締役社長就任。
  • 2014年(平成26年)6月:中部経済連合会副会長に就任[1]
  • 2017年(平成29年)6月:代表取締役会長に就任。
  • 2022年(令和4年)6月:代表取締役退任(会長職は継続)。

関連項目[編集]

脚注[編集]

先代
岩田義文
イビデン社長
第11代:2007年 - 2017年
次代
青木武志