稲荷塚古墳群
稲荷塚古墳群(いなりづかこふんぐん)は、埼玉県川島町にある古墳群。
市野川の自然堤防上、下小見野地区に形成された。かつては十数基の古墳が所在したと伝えられている。現在、稲荷塚古墳ただ1基が現存し、川島町教育委員会が標柱を設置している 稲荷塚古墳も墳丘の3分の2は削平されている。この古墳は前方後円墳とされ1951年(昭和26年)に周溝と見られる箇所から馬型埴輪の破片が出土した。また、この埴輪片は現在、同埼玉県川島町の小見野小学校に保管され土日に見学できる。 1969年(昭和44年)10月1日、埼玉県選定重要遺跡に選定された[1]。
参考文献
- 塩野博 『埼玉の古墳 比企・秩父』 さきたま出版会、2004年
・川島町 「川島町 町史」
関連項目
外部リンク
- 稲荷塚古墳群 - 川島町