田中茂穂 (生物学者)

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田中茂穂
生誕 (1878-08-16) 1878年8月16日
高知県土佐郡上街水通町(現・高知市上町)[1]
死没 (1974-12-24) 1974年12月24日(96歳没)[1]
居住 東京市本郷区[2]
国籍 日本の旗 日本
研究分野 動物学 • 魚類学
研究機関 東京帝国大学三崎臨海実験所(所長)[1]
出身校 東京帝国大学
博士課程
指導学生
阿部宗明 • 富山一郎
他の指導学生 山階芳麿[3]
主な業績 日本の魚類を体系的に分類
プロジェクト:人物伝
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田中 茂穂(たなか しげほ、1878年8月16日 - 1974年12月24日)は、日本魚類学者であり、東京帝国大学動物学の教授である。「近代魚類分類学の父」として知られる。魚類サメに関する多くの論文を発表し、著名なアメリカ人科学者であるデイビッド・スター・ジョーダンおよびジョン・オターバイン・スナイダー英語版とともに日本の魚類に関する書籍(Jordan, Tanaka & Snyder 1913)を共著し、一般性の高い地方名に基づく標準和名を提唱した[4]

来歴

著書

研究論文を約300編、書籍は50冊に及ぶ著作を行っている[1]

  • Jordan, D. S.; Tanaka, S.; Snyder, J. O. (1913). A catalogue of the fishes of Japan.. J. of Coll. Sci. Imp. Univ. Tokyo.. 33 article 1. Imp. Univ. Tokyo. pp. 1-497. OCLC 6350895 
  • 日本産魚類図説 1911年。

出典

脚注

外部リンク