熱傷後瘢痕部掻痒感
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このかゆみは大変強く、人によっては不眠になったり、寝ている間かきすぎてシーツが血まみれになっていることもある。
この苦痛を軽減するにはクロルフェニラミンマレイン酸、塩酸フェキソフェナジン、塩酸セチリジンなどの外用薬があるが、特効性はない。ヨモギローションを使用して効果があるとする文献もある[1]。
掻痒感の期間は人にもよるが、およそ1年から2年の間である。
対策としては、清拭、ステロイド外用薬塗布、包帯の上からたたくなどがある。もっとも効果的なのはかゆみを気にしないように、肉体的キュアのみならず精神的ケアを重視することである。
脚注
[編集]- ^ 小川令; 百束比古「ケロイドおよび肥厚性瘢痕の予防と治療法」(PDF)『日本医科大学医学会雑誌』第1巻、第3号、121頁、2005年。doi:10.1272/manms.1.121。ISSN 1880-2877。全国書誌番号:00018305 。2007年6月4日閲覧。