渥美源吾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。2405:6580:2a80:c00:7c6e:e73f:fd71:a715 (会話) による 2022年8月23日 (火) 20:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

渥美源吾(あつみ げんご、生没年不詳)は、安土桃山時代忍者。流派は不明。この項目は、松平氏に仕えた武士(忍者ではありません)の渥美勝吉の項目と重複しています。

徳川家康に仕え、世間からは「徳川殿は良い人持ちよ 服部半蔵は鬼半蔵 渡辺半蔵は槍半蔵 渥美源吾は首切り源吾」と歌われた。慶長5年(1600年関ヶ原の戦いでは、先手の斥候に出た際に「今日の戦いには勝利する」と報告した。これに対し「第一、先方が見えないほどの深い霧なのに、何を根拠に必勝と申されるや」と反論されると、渥美は「今日、もし敗軍となれば、一人も生きて帰ることはできません。目ききを咎める人もおりません」と答えたとされる。