津軽郡 (陸奥国)
津軽郡(つがるぐん)は、陸奥国・青森県の西部に存在した郡。南は白神山地、北は竜飛岬まで含んだ。
沿革
- 1664年(寛文4年) - 幕府による朱印改め(『寛文印知』)に際し、弘前藩の津軽信政に対して発行された朱印状で「津軽郡」との表記が見える。これは、それまで津軽地方にあった平賀・鼻和・田舎の3郡がまとめられたものである。
近代以降の沿革
- 「旧高旧領取調帳」に記載されている明治初年時点での、後の当郡域の支配は以下の通り。城下町は便宜的に1町として数える。(4町873村)
- 1871年(明治4年)
- 1878年(明治11年)7月22日 - 郡区町村編制法の施行により、行政区画として東津軽郡、西津軽郡、南津軽郡、北津軽郡、中津軽郡が発足。同日津軽郡消滅。
備考
参考文献
- 角川日本地名大辞典 2 青森県
- 旧高旧領取調帳データベース