梅原賢一郎

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梅原 賢一郎(うめはら けんいちろう、1953年9月4日 - )は、日本の芸術学者。京都造形芸術大学芸術学部通信教育部芸術学科芸術学コース元教授。専攻は芸術学・美学。父は哲学者梅原猛。妻の美也子はノーベル化学賞も受賞した化学者福井謙一の長女(2007年没[1])。姉はヴァイオリニストの梅原ひまり[2]

来歴・人物[編集]

1953年京都府京都市生まれ。京都大学文学部哲学科卒業。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。京都造形芸術大学芸術学部助教授、滋賀県立大学人間文化学部助教授・教授を経て、京都造形芸術大学芸術学部教授。2019年3月定年退職。祭りや聖地や街のフィールドワークをしながら芸術や信仰や道徳について、身体や肉を軸に、新しい視座から思考する[3]

主な著作[編集]

単著[編集]

  • 『カミの現象学 身体から見た日本文化論』(角川叢書)
  • 『感覚のレッスン』(角川学芸出版

共著[編集]

編著[編集]

  • 『不在の空「いま・ここ」を生きた女性の肖像』(梅原美也子著 角川学芸出版)

脚注[編集]