案山子 KAKASHI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
案山子 KAKASHI
監督 鶴田法男
脚本 鶴田法男
村上修
玉城悟
三宅隆太
原作 伊藤潤二
製作 尾西要一郎
製作総指揮 楊受成
相原英雄
北村喜久雄
川島晴男
出演者 野波麻帆
柴咲コウ
グレース・イップ
音楽 尾形真一郎
撮影 菊池亘
編集 須永弘志
制作会社 プラネットエンターテイメント
製作会社 EMG
プラネットエンターテイメント
マイピック
ビームエンタテインメント
配給 日本の旗 マイピック
香港の旗 EMG
公開 日本の旗 2001年6月16日
シンガポールの旗 2001年9月13日
マレーシアの旗 2001年10月25日
上映時間 86分
製作国 日本の旗 日本
香港の旗 香港
言語 日本語
テンプレートを表示

案山子 KAKASHI』(かかし)は、2001年公開の日本映画。監督は鶴田法男

概要[編集]

伊藤潤二の短編漫画『案山子』『墓標の町』など複数を原作としてインスパイアされたオリジナルホラー[1]。また監督の鶴田法男が愛好するジョン・カーペンター作品など1970年代から1980年代のホラー映画へのオマージュ要素が盛り込まれている[1]

日本と香港の合作で、シンガポールなどでヒットした。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2001ファンタランド国王賞受賞[2]

あらすじ[編集]

行方不明となった兄・剛のアパートを調べていた吉川かおるは、高校時代の同級生・宮守泉が兄に出したラブレターを見つける。かおるは泉の実家がある山間の村に向かうが、泉の両親は泉は入院中だと言って会わせてくれない。その日、かおるは宮守家に泊めてもらうことになるが……。

キャスト[編集]

スタッフ[編集]

  • 監督・脚本:鶴田法男
  • 企画・プロデュース:尾西要一郎
  • 原作:伊藤潤二
  • 脚本:村上修、玉城悟、三宅隆太
  • 撮影:菊池亘
  • 音楽:尾形真一郎
  • 美術:丸尾知行
  • 編集:須永弘志
  • 特殊メイク:ピエール須田
  • 助監督:加藤文明、落合崇、高橋麻依
  • スタントコーディネート:Super Action Megasystem
  • MA:福島音響
  • 現像:東京現像所
  • 企画:相原英雄

脚注[編集]

  1. ^ a b 「伊藤潤二原作の怪奇映像作品の魅力」『宇宙船YEAR BOOK 2001』朝日ソノラマ宇宙船別冊〉、2001年4月30日、82頁。雑誌コード:01844-04。 
  2. ^ 「綴込特別付録 宇宙船 YEAR BOOK 2002」『宇宙船』Vol.100(2002年5月号)、朝日ソノラマ、2002年5月1日、150頁、雑誌コード:01843-05。 

外部リンク[編集]