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板倉奈智美

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板倉 奈智美(いたくら なちみ)は、1975年6月17日生まれ、大阪府出身のプロボウラー。

2003年にJPBA(日本プロボウリング協会)に36期生・ライセンス番号372としてプロ入りし、2011年末現在、JPBA公認トーナメントで7勝。


来歴

  • 13歳まで水泳をしており、ジュニアオリンピックにも出場するほどであった。
  • 水泳を引退後、母親の勧めでボウリングを始め、師匠である西田一善氏との出会いによって技術面で急速な上達を果たし、高校3年生のときに全日本高校選手権で優勝した。
  • 高校卒業後は、ボウリング場のアルバイトや一般企業のOLとして務めるが、1997年・22歳の時にナショナルチームに選抜されたことをきっかけに退職し、ボウリング中心の生活へと移行した。
  • その後、国内のプロアマオープントーナメントでベストアマを多数獲得し、1999年・2000年には、国内アマチュアのナンバーワンを決定する全日本選抜選手権(NHK杯)を連覇した。また、海外では、2001年にワールドカップで日本人として初優勝を果たした。
  • これらアマチュア時代の戦績が評価され、2003年、日本のプロボウリング史上初めて、実技試験免除でプロ入りした。(通常、女子プロボウラーになるためには、実技試験として、1次試験・2次試験でそれぞれ1日12ゲーム×4日間、計8日間96ゲームを投球し、一定以上のアベレージを残さなくてはならない。)
  • プロデビューの年に全日本女子プロボウリング選手権で優勝し、翌年には同選手権を連覇するなど、プロ入り後も順調な活躍をしている。また、ボウリング革命 P★League(第1、2、4、5戦は選手として、第8戦は解説として)やCS放送のボウリング番組への出演といったメディアへの登場、全国各地でのプロチャレンジマッチの開催も多い。これらの活動とトーナメントへの参戦と合わせて、名実ともに日本の女子プロボウラーの中ではトップクラスである。

アマチュア時代のタイトル

  • 1993 第17回全日本高校選手権大会
  • 1999 第33回全日本選抜ボウリング選手権大会、第12回オールジャパンレディストーナメント・ヤング部門
  • 2000 第34回全日本選抜ボウリング選手権大会
  • 2001 第37回AMFワールドカップ


プロ入り後のタイトル

  • 2003 第35回全日本女子プロボウリング選手権
  • 2004 第36回全日本女子プロボウリング選手権
  • 2005 第27回関西女子オープン、プロボウリングレディース新人戦
  • 2006 DHCツアー2005/2006第5戦
  • 2007 BIGBOX東大和カップ
  • 2010 第26回六甲クイーンズオープン


プロ入り後のランキング

  • 2004 ポイントランキング20位(1,399P)、アベレージランキング20位(205.10)、賞金ランキング9位(¥2,522,000)。
  • 2005 ポイントランキング12位(2,820P)、アベレージランキング8位(209.62)、賞金ランキング11位以下。※詳細はJPBAのHPに資料なく不明
  • 2006 ポイントランキング12位(2,730P)、アベレージランキング13位(210.23)、賞金ランキング11位(¥3,515,000)。
  • 2007 ポイントランキング5位(4,504P)、アベレージランキング6位(212.67)、賞金ランキング6位(¥5,030,000)。
  • 2008 ポイントランキング18位(2,203P)、アベレージランキング18位(209.77)、賞金ランキング13位(¥2,655,000)。
  • 2009 ポイントランキング19位(1,912P)、アベレージランキング20位以下(208.37)、賞金ランキング20位以下(¥1,448,000)。※詳細はJPBAのHPに資料なく不明
  • 2010 ポイントランキング5位(2,756P)、アベレージランキング5位(214.93)、賞金ランキング6位(¥2,640,000)。
  • 2011 ポイントランキング24位(980P)、アベレージランキング19位(206.21)、賞金ランキング24位(¥784,000)。

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