本郷中央教会
本郷中央教会 (ほんごうちゅうおうきょうかい)は日本基督教団に所属する、元日本メソジスト教会の教会である。
歴史
1890年に、カナダ・メソジスト教会の宣教師チャールズ・イビーによって設立される。日本最初のパイプオルガンが設置された。日曜日にパイプオルガンと尺八や琴の和洋折衷の音楽界が開催されて、一流音楽家が演奏するようになる。
作曲家岡野貞一は本郷中央教会のオルガニストとして長年仕えた。ウェールズ出身の教会音楽家エドワード・ガントレットが聖歌隊を指導した。佐藤千夜子、山田耕作(ガントレットの義弟)、中山晋平なども出入りしていた。また、夏目漱石の小説「三四郎」にも、本郷中央教会が登場する。
1917年に日本メソジスト教会成立時に加入する。1923年にはアメリカ合衆国のオークランド日本人教会の牧師だった今井三郎が帰国し本郷中央教会の牧師に就任する。1941年には今井が辞任する。1941年日本基督教団成立時に日本基督教団に加盟し今日に至る。
参考文献
- 『クリスチャン情報ブック2006』いのちのことば社、2005年
- 守部喜雅『日本宣教の夜明け』いのちのことば社、2009年
関連項目
- 東京都のプロテスタント教会一覧
- 日本基督教団の教会・伝道所一覧
- 井上伊之助 - 青年時代に通っていた。