是動病

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伝統中国医学における是動病(ぜどうびょう)または是動則病(ぜどうそくびょう)とは、陽性の病で、機能的疾患であり、軽症である。難経二十二難ではまず気が病むこととされており、難経楊玄操注では邪が外にある病とされていて、難経徐霊胎注では本経の病で、十四経発揮和語鈔では経絡の病で、霊枢集註では外因による病となっている。進行すると所生病になる。

参考文献[編集]

  • 教科書執筆小委員会著・社団法人東洋療法学校協会編 「東洋医学概論」医道の日本社 1993 ISBN 4-7529-5038-3