新扇詰

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新扇詰
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新扇詰(しんおうぎづめ)は奥薗幸雄が『近代将棋』誌の1955年新年号に発表した詰将棋である。873手詰めであり、発表当時最長手数の詰将棋作品であった。

この作品では、寿と同じく、竜追い持駒変換・置駒消去といった技法を使用しているが、竜追いの回数を増やす(経路を伸ばす・往復回数を増やす)ことで、寿の手数を超えることに成功した。 寿が発表された1755年から、200年ぶりの記録更新となった。