庵功雄

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庵 功雄(いおり いさお、1967年 - )は、日本言語学者日本語学者一橋大学国際教育センター・言語社会研究科准教授。研究分野は文法論談話など。文学博士(大阪大学)。大阪府出身。

経歴

1991年大阪大学文学部日本語学科卒業。96年同大学院文学研究科現代日本語学講座博士後期課程単位取得退学。大阪大学文学部助手、1997年一橋大学留学生センター(現国際教育センター)専任講師。2001年助教授、2007年准教授。1997年「日本語のテキストの結束性の研究 -指示表現と名詞の機能を中心に」で大阪大学文学博士

著書

単著

 (中国語版)于日平 他訳『新日本語学入門』外語教学与研究出版社、2005年

  • 『『象は鼻が長い』入門―日本語学の父三上章』くろしお出版、2003年
  • 『日本語におけるテキストの結束性の研究』くろしお出版、2007年、ISBN 978-4-87424-399-2
  • 『日本語教育・日本語学の「次の一手」』くろしお出版 2013

共編著

 (中国語版)徐一平 他訳『初級日語語法精解』外語教学与研究出版社、2006年

  • 『中上級を教える人のための日本語文法ハンドブック』白川博之 監修、高梨信乃,中西久実子,山田敏弘と共著、スリーエーネットワーク、2001年
  • 『日本語文法演習 時間を表す表現―テンス・アスペクト』清水佳子 と共著、スリーエーネットワーク、2003年
  • 『やさしい日本語のしくみ』日高水穂前田直子,山田敏弘,大和シゲミ と共著、くろしお出版、2003年
  • 『日本語文法演習 助詞―「は」と「が」、複合格助詞、とりたて助詞など』中西久実子共著、スリーエーネットワーク、2010年、ISBN 978-4-88319-540-4
  • 『日本語教育文法のための多様なアプローチ』森篤嗣共編 ひつじ書房 2011
  • 『日本語文法演習 上級 まとまりを作る表現 指示詞、接続詞、のだ・わけだ・からだ』三枝令子共著 スリーエーネットワーク 2013
  • 『「やさしい日本語」は何を目指すか 多文化共生社会を実現するために』イ・ヨンスク, 森篤嗣共編 ココ出版 2013

監修

  • 『にほんごこれだけ!』1-2、ココ出版、2010-11年

エピソード

  • 趣味は将棋であり、体調を崩した30代後半を経て、「大局観で生きる」ことに目覚めたという[1]

脚注

外部リンク

  • 庵功雄研究室[1]