山田尚勇
山田 尚勇(やまだ ひさお、1930年 - 2008年 )は、日本の情報処理学者、東京大学名誉教授。東京府出身、日本統治下の台湾育ち[1]。
米国ペンシルベニア大学電気工学部準教授、東京大学理学部教授、学術情報センター副所長(現・国立情報学研究所)などを務めた。キーボードの漢字無連想変換方式(T-CODE)の発案者として知られる。
経歴
- 1949年(昭和24年) 長野県松本県ヶ丘高等学校卒業[2]
- 1953年(昭和28年) 3月 東京大学工学部電気工学科卒業
- 1956年(昭和31年) 6月 米国ペンシルベニア大学電気工学部修士
- 1960年(昭和35年) 5月 米国ペンシルベニア大学電気工学部博士
- 1960年(昭和35年)6月~1962年(昭和37年)9月 米国ゼネラルダイナミクス社研究員
- 1961年(昭和36年)9月~1962年(昭和37年)5月 米国ロチェスタ大学応用数学科非常勤講師
- 1962年(昭和37年)9月~1966年(昭和41年)8月 米国IBMワトソン中央研究所研究員
- 1966年(昭和41年)7月~1972年(昭和47年)5月 米国ペンシルベニア大学電気工学部準教授
- 1972年(昭和47年)6月~1991年(平成3年)3月 東京大学理学部教授
- 1988年(昭和63年)4月 学術情報センター研究開発部長(現・国立情報学研究所)
- 1991年(平成3年)5月 東京大学理学部名誉教授
- 1994年(平成6年)4月 学術情報センター副所長(現・国立情報学研究所)
- 1996年(平成8年)5月 学術情報センター名誉教授(現・国立情報学研究所)
- 1996年(平成8年)4月~2001年(平成13年)3月 中京大学情報科学部教授
- 2001年(平成13年)度 中京大学情報科学部非常勤講師
- 2008年(平成20年)5月21日逝去。
著書
参考文献
- 山田尚勇 『入力法および表記法のヒューマン・インタフェース学入門』
出典・脚注
- ^ 著者略歴 くろしおWEB出版
- ^ “愛のリレー「縣陵1期会」”. 松本県ヶ丘高等学校同窓会. 2016年4月2日閲覧。