尺骨神経

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。WikitanvirBot (会話 | 投稿記録) による 2012年4月25日 (水) 16:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: fa:عصب زند زیرین)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

神経: 尺骨神経
Nerves of the left upper extremity
ラテン語 nervus ulnaris
グレイの解剖学 書籍中の説明(英語)
起始
分岐
MeSH Ulnar+nerve
テンプレートを表示

尺骨神経(しゃっこつしんけい)は、腕神経叢に由来する橈骨神経正中神経とならぶやや径の大きな神経で、解剖学的正位で、上腕部においては、上腕部尺骨神経溝、前腕部においては、尺骨に沿って内側を走行する。背側指神経総掌側指神経固有掌側指神経に分枝する。

支配筋

尺骨神経麻痺

原因としては手関節部の損傷、肘部管症候群、尺骨神経管症候群、外果骨折、脱臼、睡眠中の圧迫、末梢神経性筋萎縮などが挙げられる。

症状としては鷲手英語版フローマン徴候英語版陽性。小指球筋萎縮、骨間筋萎縮、中・末節屈曲位、指内外転不能などの運動麻痺。手掌手背尺側半の皮膚の知覚異常。

治療穴は小海穴支正穴少海穴神門穴がある。

参考文献

関連項目

外部リンク