小泉明郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Mariobanana (会話 | 投稿記録) による 2022年9月3日 (土) 04:15個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

小泉 明郎(こいずみ めいろう、1976年 - )は、横浜市在住のアーティスト。

概要

群馬県生まれ、横浜市在住。国際基督教大学卒業後、ロンドンのチェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザインで映像を学んだ。

2005年よりオランダ・アムステルダムのライクスアカデミーに滞在し、2年間制作活動を行う。国と個人や、精神と身体の関係を探究し、演劇的な手法によって映像作品を生み出している。

16年には天皇の肖像を扱った連作『空気』を制作したが、「MOTアニュアル2016 キセイノセイキ」展(東京都現代美術館)で出品不可となったことが話題を集めた。

17年には国家主義を作家本人の個人史に引き寄せた映像作品《夢の儀礼─帝国は今日も歌う─》を発表。これまでの主な個展に「MAMプロジェクト 009:小泉明郎」(森美術館、東京、2009)、「Project Series 99: Meiro Koizumi」(ニューヨーク近代美術館、2013)、「帝国は今日も歌う」(VACANT、東京、2017)など。

13年には日産アートアワード2013ファイナリストにノミネートされた。[1]

アーツ前橋にて、初の公立美術館個展「小泉明郎 捕われた声は静寂の夢を見る」(2015)開催。

経歴

2005-2006 ライクスアカデミー、アムステルダム

1999-2002 ロンドン芸術大学チェルシー・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン卒業(美術学士号)

1995-1999 国際基督教大学教養学部卒業(教養学士取得)[2]

関連項目

外部リンク

脚注

  1. ^ 小泉明郎 - 美術手帖”. 2022年2月11日閲覧。
  2. ^ MUJIN-TO Production » 小泉明郎”. 2022年2月11日閲覧。