大竹勝

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Yaruohrhm (会話 | 投稿記録) による 2021年2月28日 (日) 08:04個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (体裁調整)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

大竹 勝(おおたけ まさる、1909年2月13日 - 1993年8月16日[1])は、日本アメリカ文学者、東京経済大学名誉教授。

経歴

長崎県出身[1]1929年第一外国語学校英語本科卒。1929年 - 1936年シラキュース大学に留学、学士、修士。1949年、東京経済大学助教授。1955年 - 1956年、および、1964年 - 1965年に、フルブライト交換教授。1956年8月シラキュース大学で博士号。東京経済大学教授を1979年に定年。日本翻訳家協会理事長。

1993年8月16日、急性肺炎のため死去[1]

著書

共編

翻訳

  • 街の哲学 アーネスト・デイムネ 立命館出版部 1939
  • 教養の探究 エルネスト・デイムネ 改造文庫 1940
  • 思索の道 エルネスト・デイムネ 改造社 1941
  • 批評の時代 現代アメリカの批評文学 1900-50 ウィリアム・ヴァン・オカーナー 皆河宗一共訳 評論社 1955(20世紀アメリカ文学研究叢書)
  • 異神を求めて 現代異端入門の書 T・S・エリオット 荒地出版社 1957
  • 古今評論集 T.S.エリオット 荒地出版社 1958
  • エリオットの功罪 編訳 荒地出版社 1958
  • 宗教は必要か バートランド・ラッセル 荒地出版社 1959
  • 文学と精神分析 ライオネル・トリリング 評論社 1959(20世紀アメリカ文学研究叢書)
  • アメリカ短篇集 続 西崎一郎共訳 荒地出版社 1960
  • 性の衝動 新実存主義への道 コリン・ウィルソン 竹内書店 1964
  • 本当のシェイクスピア 思いきった伝記 ドーヴァ・ウィルスン 荒地出版社 1964
  • チャンピオン リング・ラードナーの作品とその研究 荒地出版社 1964
  • マルキ・ド・サド その生涯と思想 ジェフリー・ゴーラ 荒地出版社 1966
  • 何によって生きるか エルネスト・ディムネ 弥生書房 1972(弥生選書)
  • 戦争と文学 南北戦争と作家たち エドマンド・ウイルスン 評論社 1974
  • 酔人あざみを見る ヒュー・マクダーミッド詩集 荒地出版社 1981.7

Web上の関連テキスト

脚注

  1. ^ a b c 『現代物故者事典1991~1993』(日外アソシエーツ、1994年)p.124

参考

  • 著書の紹介文