夏月の海に囁く呪文

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夏月の海に囁く呪文
著者 雨宮諒
発行日 2005年11月
発行元 アスキー・メディアワークス
ジャンル 連作短編
日本の旗 日本
言語 日本語
形態 文庫本
ページ数 253
コード ISBN 978-4840232166
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夏月の海に囁く呪文』(かげつのうみにささやくじゅもん)は、電撃文庫から刊行されている、雨宮諒ライトノベル。イラストは無し。

概要[編集]

夢久島という長閑な島に伝わっているという、自分が本来在るべき場所へ誘うという呪文…。その呪文を巡る4作の短編

世界[編集]

夢久島という長閑な島。その島には、「海神(わだつみ)」と呼ばれる神が宿るとされる岩が在り、神聖な場所とされていた。

登場人物[編集]

水本 修一(みずもと しゅういち)
高校生。夢久島にある民宿の息子。演劇部在籍で、どこか周りと異質であると感じ、自分に対し「能面」というイメージを持っている。
赤城 結衣(あかぎ ゆい)
若手天才劇作家深夜ラジオで「呪文」のことを聞き、夢久島にやってくる。
星野 遥(ほしの はるか)
修一の同級生。演劇部在籍。修一に好意を抱いている。

あらすじ[編集]

僕は能面[編集]

民宿の息子で、地元の高校に通っている水本修一は、自分は周りの人間とは違う、能面のようなやつだと感じていた。そんなとき、天才劇作家の赤城結衣が、水本家の民宿に宿泊することになる。彼女は、この島に伝わっているという「呪文」を確かめる為、本土からやって来たのだった…。

ネバーランド[編集]

ちっぽけな魚[編集]

ゆうやけこやけ[編集]

午前二時、明かりの灯るあの部屋にて[編集]

関連項目[編集]