垣花秀武

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垣花 秀武(かきばな ひでたけ、1920年6月8日 - )は、日本の核化学者、評論家東京工業大学名誉教授。

来歴

東京出身。東京帝国大学理学部卒。東京工業大学助教授、1958年教授。77年国際原子力機関次長。80年名古屋大学教授、同プラズマ研究所長。84年定年退官、上智大学教授。ウラン採取法を開発。またカトリック信徒で、キリスト教思想を研究、森有正と交流し文明論についても発言する。日本海水学会会長。

著書

共編著

  • イオン交換樹脂 基本操作と応用 本田雅健、吉野諭吉共編.広川書店、1955
  • アイソトープの知識 大滝仁志共著.コロナ社、1960
  • 最新イオン交換 成田耕造共編.広川書店、1960
  • 無機化学 吉野諭吉,福富博共著.広川書店、1965
  • イオン交換入門 森芳弘共著.広川書店、1969.広川化学シリーズ
  • 現代の省察 森有正共著.春秋社、1969
  • 原子力と国際政治 核不拡散政策論 川上幸一共編.白桃書房、1986.4.神奈川大学経済貿易研究叢書

翻訳

  • 放射能の工業的応用 第1 (基礎編)Broda, Shönfeld 野村昭之助共訳.コロナ社、1965
  • 実験無機化学 反応と合成 アダムス, レイナー 野村昭之助、森脇隆夫共訳.広川書店、1966
  • 構造無機化学入門 W.E.Addison 野村昭之助共訳.広川書店、1967.広川化学シリーズ

参考

  • 日本人名大事典[1]