四目屋

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江戸買物独案内』(1824年)に掲載されている「四ツ目屋忠兵衛」の広告。

四目屋(よつめや)は、江戸時代江戸薬研堀(現在の中央区東日本橋2-13)にあった、長命丸、帆柱丸、などの媚薬、肥後ずいき(ずいき)、牛角などの淫具などを売った店。日本最古のアダルトショップと云われる。

店頭の招燈には黒地に、佐々木氏家紋である隅立て四目結(すみたてよつめゆい)の紋所を染め出したものをかけていた。イモリ黒焼きの元祖といわれ、『通詩選諺解』には同家の祖先が明応年間、長崎にわたり、その後、寛永年間、江戸で売り始めたとある。

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