命名の儀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Blue-comet (会話 | 投稿記録) による 2009年10月24日 (土) 18:00個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

命名の儀(めいめいのぎ)とは生後7日(御七夜)を迎えた皇族命名する儀式である。同時に当該皇族にはお印も与えられる。

概要

  1. 皇族が誕生すると、当該皇族の宮内庁書陵部漢学者が相談して、命名すべき名前嫡流の場合称号も)を決める。
  2. 名前の候補が絞られると、嫡流の場合、天皇が最終的な決定を行う。宮家の場合、当該皇族の父の一存で決定される。
  3. 決定した名前は大高和紙に墨書され、両親が確認したのちにそれを宮務官の箱に入れる。
  4. それを当該皇族の枕もとに置く。
  5. 当該皇族のが内容を確認して、再び箱に戻す。
  6. それを、当該皇族の父のもとへ戻す。

これで「命名の儀」は終わり。このあと名前を「皇統譜」に記載する。

関連項目