古屋家

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古屋家(ふるやけ)は、清和源氏の流れをくむ雨宮家の末裔。

概要[編集]

信州埴科の雨宮城主であった。 城主雨宮権左右衛門は、村上義清の家臣であった。 武田勢に攻め落とされ越後の長尾景虎の元に敗走した。 その後甲州一宮の末木、塩田、東原を領地として与えられ、武田の家臣となった。 甲州雨宮家初代である。 6代目に長篠の戦いにて戦死、跡目も天目山にて戦死、跡目は徳川家の旗本として現地の領主となる。 10代目が酒造業を興し民に下り、古屋権左右衛門と改姓する。 甲州古屋家の初代である。 その後19代にて、加納岩に第2酒造場を古屋為三が興した。 敗戦後、財閥解体・農地解放により一宮の領地が買収された。 直系古屋家は甲府市山梨市いちふる酒造店に現存する。