南国指令!!スパイvsスパイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ヨッサン (会話 | 投稿記録) による 2013年4月2日 (火) 11:47個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:漫画のキャラクターゲームを追加 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

南国指令!!スパイvsスパイ』(なんごくしれい スパイアンドスパイ)は、『スパイvsスパイ』の続編として1987年3月27日コトブキシステムから発売されたファミリーコンピュータ用のゲームソフトである。

全6ステージの中から1つを選択し、敵より先にステージ(無人島)内に隠されているミサイルの破片をすべて集め、無人島脱出用の潜水艦が待ち構えている場所へ到達すると勝ちとなる。

スコップ
いわゆるただの落とし穴を作る。キャラクターの動きを一定時間止めることが可能。掘った後は隠す作業をしないと、罠であることが見え見えになる。
ロープ
相手を逆さ吊りにし、動きを一定時間止めることが可能。ヤシの木にしかけ、キャラクターがその前を通過すると発動する。最もダメージが大きい罠。
ヤシの実
キャラクターを気絶させることで、一定時間動きを止めることが可能。ヤシの木にしかけ、キャラクターがしかけのあるヤシの木の前を通過すると発動し、ヤシの実がキャラクターの頭に直撃する。ヤシの木はいずれも、ロープかヤシの実のどちらかしか仕掛けられない。
地雷
地面に埋めて相手がそこを通過すると爆発し、ダメージを与える。ミサイルが埋められている埋め穴とまったく同じため、気づかずに踏んでしまうことがある。始めからステージ内に仕掛けられている地雷もある。

戦闘モード

自キャラと敵キャラがある程度接近すると戦闘モードに移行する。戦闘形式は前作同様殴り合い。

攻撃力が少しアップ、射程距離は大幅アップ。手に入れるとSの表示。
ナイフ
攻撃力がかなりアップ、射程距離は小幅アップ。手に入れるとKの表示。

前作との相違点

舞台が屋外であるため、地形に由来する固定トラップが多く用意されている。一度引っかかっても消滅することはない。

水死
海の深い所に行きすぎると体力が徐々に減っていき、深みにはまると溺れてしまう。体力が0になると死亡。
ワープゾーン
大きな人の口のようなものがあり、そこへ入るとワープすることが可能。
神の呪い
呪われると顔が赤くなり、動きがそれまでの操作と左右上下逆になる。
底無し沼
入ると体力がどんどん減少する。ボタン連打により回避することが可能。
前作では罠にかかった時点で死亡だったが、今作では罠にかかっても体力が減るだけでゲームは継続される(ただし、気絶などでタイムロスになる。また、体力が0になると死亡)。
制限時間
前作ではプレイヤー毎に別カウント(更に死亡するとマイナス30秒のペナルティ)だったが、今作では両プレイヤーで共有されている。また、死亡時の硬直時間が前作より長い。
音楽
前作ではゲーム中の音楽がすべて同じだったが、今作ではステージによって異なり、戦闘モードの音楽もある。