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元始（げんし）は、中国、前漢の平帝劉衍（りゅうえん）の治世に使用された元号。1年 - 5年。居延漢簡からは「元始廿六年」という木簡が発見されており、新末後漢初の動乱期にも一時この年号が使われたことを窺わせる史料が発掘されている。
- 元年：王莽が幼帝を補佐する太傅となり、安漢公に昇格する。
- 4年：王莽に宰衡という称号が与えられる。
- 5年：王莽が九錫を授けられる。12月に平帝崩御。宣帝の玄孫でわずか2歳の劉嬰が即位。
西暦との対照表
関連項目
