修陀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Luckas-bot (会話 | 投稿記録) による 2011年12月10日 (土) 14:49個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (r2.7.1) (ロボットによる 追加: ms:Bashe)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

修陀(しゅうだ Hsiushe)は、中国神話に登場する怪物の一つ。巴蛇(はだ Pashe)とも呼ばれる。天帝が尭(ぎょう)であった時代に、南方の洞庭湖に棲んでいたとされている巨大な大蛇。黒い身体に頭部は青く、全長が約1800mもあるといわれている。その巨大な身体で大きな津波を起こしては、漁民達を死に追いやり、多くの人々を苦しめた罪によって最後は退治されてしまったといわれている。

また、修陀は巨大なを丸ごと飲み込んでおり、それから3年の月日が経ってから、消化されずに残ったを吐き出した。不思議な事に、その吐き出された骨は、腹痛を治す漢方薬になったといわれている。