今道純近

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今道純近
時代 戦国時代 - 安土桃山時代
生誕 不明
死没 不明
別名 純周
官位 遠江守
主君 大村純忠
氏族 今道氏
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今道 純近(いまみち すみちか)は、戦国時代から安土桃山時代にかけての武将大村氏の家臣。

略歴[編集]

大村氏の一族で、大村家中で「惣役」と共に要職であった「兄頭役」に就いていた。元亀3年(1572年7月松浦氏らの援軍を得た後藤貴明の軍勢1500余が大村氏の本拠である三城城を急襲した「三城七騎籠り」では、純忠や大村純辰朝長純盛朝長純基宮原純房藤崎純久渡辺純綱らと共に籠城し、純近は16名を率い三城城の搦手を守備した。城内には約80名程の家人や女子供しかいなかったが、援軍が来るまで持ち堪え、結果的に後藤勢を撤退に追い込んだ。