中野隆次

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中野隆次(なかの たかじ)は、日本の実業家。株式会社中野鉄工所代表取締役社長。世界初自転車の“エアハブ”の製品化を成功させた職人肌の町工場経営者。エアハブは自転車のペダルをこいでいると、タイヤの空気が自動的に供給され、タイヤの空気圧を最適に調整するというもの。さらに、自転車のギアを自動切り替えするハブ機能を開発中。

来歴

1962年大阪府立堺工業高等学校機械科卒業。同年、農機具メーカーの下請け加工部門として株式会社中野鉄工所から独立、別会社の責任者として従事。1967年近畿大学理工学部2部機械工学科卒業。同年、株式会社中野鉄工所に入社。1987年代表取締役社長に就任。2002年世界初の“自転車用タイヤ自動空気補充装置エアハブ”を発明。海外特許12カ国取得する。2005年経済産業省のものづくり日本大賞の経済産業大臣賞を受賞。2006年中小企業庁「元気なものづくり中小企業300社」に選ばれる。

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