三遊亭清遊

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三遊亭 清遊(さんゆうてい せいゆう)は、落語家名跡


三遊亭さんゆうてい 清遊せいゆう
本名 荒木 直次郎
生年月日 1867年
没年月日 不詳年
出身地 日本の旗 日本
師匠 7代目土橋亭里う馬
初代三遊亭小圓遊
2代目三遊亭圓遊
名跡 1. 土橋亭龍三
2. 三遊亭小三郎
3. 三遊亭清遊

三遊亭 清遊慶応3年11月1867年11月ないし12月) - 没年月日不詳)は、落語家。本名は荒木直次郎。

始めは7代目土橋亭里う馬門下で龍三を名乗る。後に初代三遊亭小圓遊門下に移り(小圓遊門下ではなく初代圓遊門下に移ったという説あり)小三郎となる。音曲の腕が良く、小圓遊は彼をよく前座に起用した。

その後2代目三遊亭圓遊門下で清遊となる。

出世欲がないのと同時に、自分へのお世辞にも耳を貸すことも、他人におべっかを使うこともしなかったという。生涯前座のままであった。

1917年までは名簿に名前が確認されているが、以後の消息は不明。