三毛猫ホームズのびっくり箱

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

三毛猫ホームズのびっくり箱』(みけねこホームズのびっくりばこ)は、日本の小説家赤川次郎によって1984年に発表された三毛猫ホームズシリーズの短編集である。

あらすじ[編集]

片山義太郎、晴美、石津、ホームズの一行は、ある屋敷のパーティーに招かれた。そのパーティーは、未解決殺人事件記念パーティーだった。義太郎、石津には、20年前に起こった殺人事件の真相を解く、という難問が出される。その殺人の現場は密室で、現場には空の箱しかなかったのであった。

主な登場人物[編集]

  • 片山義太郎 - 警視庁捜査一課のダメ刑事
  • 片山晴美 - 義太郎の妹
  • 石津刑事 - 晴美に恋をする猫嫌いの刑事
  • ホームズ - 三毛猫

収録作品[編集]

  • 三毛猫ホームズのびっくり箱(初出『小説宝石』1984年1月号)
  • 三毛猫ホームズの名演奏(初出『小説宝石』1983年9月号)
  • 三毛猫ホームズのパニック(初出『小説宝石』1983年7月号)
  • 三毛猫ホームズの幽霊退治(初出『小説宝石』1983年8月号)
  • 三毛猫ホームズの披露宴(初出『小説宝石』1983年5月号)
  • 三毛猫ホームズの宝さがし(書き下ろし)

書誌情報[編集]