レオポルド・ケロル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
レオポルド・ケロル
生誕 1899年11月15日
カステリョン県ビナロス英語版
死没 (1985-08-26) 1985年8月26日(85歳没)
カステリョン県ベニカシム英語版
国籍 スペインの旗 スペイン
出身校 バレンシア音楽院
職業 ピアノ奏者
テンプレートを表示

レオポルド・ケロル・イ・ロソ(Leopoldo Querol i Roso, 1899年11月15日 - 1985年8月26日)は、スペイン出身のピアノ奏者[1]

バレンシア地方カステリョン県ビナロス英語版の生まれ。バレンシア音楽院でホセ・ベルベルとエドゥアルド・ロペス・チャバーリに、パリでリカルド・ビニェスにそれぞれピアノを師事。パリではモーリス・ラヴェルフランシス・プーランクの知己を得た。古楽の研究にも勤しみ、1929年には「ウプサラの歌」の研究でバレンシア大学の博士号を取得している。1936年にはフェデリコ・エリサルデの協奏交響曲の初演にピアノ独奏として加わる。また、ホアキン・ロドリーゴから英雄的協奏曲を献呈されている。

1966年にはスペイン当局からアルフォンソ十世勲章十字章を贈られた。

1985年にカステリョン県ベニカシム英語版で死去した。

脚注[編集]