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リュレッド・ダ・マール

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

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'Lloret de Mar'

   市章


 カタルーニャ州
 ジローナ県
コマルカ セルバ (スペイン)
面積 48.7km²
標高 5m
人口 39,363人(2009年)
人口密度 808.28人/km²
住民の呼称 lloretenc/-ca
守護聖人 Sant Romà、Santa Cristina

位置
北緯41度42分09秒 東経02度50分59秒 / 北緯41.70250度 東経2.84972度 / 41.70250; 2.84972

リョレート・デ・マルLloret de Mar IPA:[ʎuˈɾɛd də ˈmar] リュレッド・ダ・マール)は、スペインカタルーニャ州ジローナ県の自治体。

歴史

プラジャ城
サン・ロマ教会

イベリア人、ローマ人の定住地跡が見つかっている。966年、Lauredoの名で初めて公文書に名が記された。これはラテン語で月桂樹を意味するLauretumから派生している。ジローナ伯領に加えられた中世の間、地中海沿岸のヨーロッパ都市と同様に、リョレートはサラセン人海賊の襲撃にさらされ続けてきた。Ses Almorratxesという名の地元の舞踊は、この時代にできたものとされている。

現在の市街は15世紀以降に海岸部に形成された(かつての市街は、海賊の襲撃を避けるためか海岸から1kmほど内陸にあった)。18世紀のリョレート港(現存しない)は貿易で繁栄し、新大陸の成功者による邸宅が往時をしのばせる。

かつては漁業と農業の小さな町であった。1950年代から美しい砂浜のある観光地として人気を集め、1990年代以降、EU諸国からの移住者が急増した。現在は人口の約4割が移住者である。

みどころ

  • サン・ロマ教会 - 16世紀。ゴシック様式とルネサンス様式
  • サン・ジュアン城 - 原型は11世紀につくられた。海賊やフランス、トルコ、イギリスの艦隊からの攻撃に耐えうる防衛設備でもあった。
  • リョレート・デ・マル墓地 - モデルニスモ建築。

姉妹都市

外部リンク